まえがき
近年、ますます情報化社会が進むにつれて、全国消防事業体の消火活動をはじめとする運用管理業務の効率化、システム化が要望されています。消火活動において指揮官は隊員に火災場所、消火栓位置など多数の現場情報を迅速かつ正確に伝えなければなりません。そこで、ティームでは「情報タグ」を利用し、消火栓や道路形状の情報をその場で確認・その場で変更できる「情報タグシステム」を開発しました。この「情報タグシステム」は金属体に直接固定しても作動するICチップを使用しております。「情報タグシステム」は、「情報タグ」内のメモリーに書き込まれた情報を、読み込み運用するシステムであり、「情報タグ」自体は無電源で、長期の使用に耐えることができ、読み込み・書き込みが随時可能となっています。また、納入時の仕様、現場状況の変化なども記入でき、更にセキュリティー管理のためのパスワードを持ち、他のデータベースアプリケーションソフトとの連動も可能であります。これからの消火活動における消火栓や防火水槽などの運用管理業務の効率化・システム化に大きく寄与できるものと確信致します。

消火活動における現場の問題解決策

段階的な地図情報システムの構築について

現場サイドのITマッピングシステムの流れ

システムの概要
・情報タグシステムとGISの連動

ITマッピングシステムの概要

ソフトウェア構成

ハードウェア構成

データ構築のイメージ図

 
 
 
火事発生時に火事元の位置を  リアルタイムで共有できない インターネットにより  電子住宅地図を活用し 共有化できる リアルタイムで火事元の  位置の確認・消火栓情報・  防火水槽情報・危険地帯情報  をパソコンで閲覧できることに  より迅速な消火活動ができる
         
消火栓情報が曖昧で消火活動に  支障がでる   消火栓の現場調査を行い  タグ情報を活用すること  により詳細情報が分かる リアルタイムで消火栓情報   (口径・水圧・障害物・道路幅・  写真など)が確認できる為、       スピーディーな陣頭指揮ができる
         
図面・申請書・台帳の整理で  困っている 地図情報と書類関係を 共有化する 電子地図の位置に書類関係  を電子化してポインティング  する事により検索が簡単で  ペーパーレスにもできる
       
 
 
 
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